Articles » リードジェネレーション » 全国大学一覧【2026年最新版】812校を都道府県別・国公私立別にまとめました

日本の大学は、812校。でも、Googleマップで「大学」と検索すると、1万件以上ヒットします。この差、何だと思いますか。

答えは記事の後半で。まずは、あなたがここにたどり着いた理由から。おそらく「全国の大学一覧が知りたい」「志望校を都道府県で絞りたい」「仕事で大学の連絡先が必要になった」——このあたりですよね。ところが、いざ探すと国立は文科省、私立は進学サイト、数字はサイトごとにバラバラ。まとまった大学一覧が、意外なほど見つからない。

正直に言うと、これはあなたのせいではありません。データが分散していて、しかも古い。だからこのページでは、2026年時点の全国大学一覧を、文部科学省の最新データ(令和7年度学校基本調査)を軸に、国公私立別・47都道府県別でまとめ直しました。数字がなぜサイトごとに食い違うのか、その理由まで含めて。データの入手方法も最後に解説します。では、いきましょう。

📋 目次

  1. 日本の大学は何校?2026年最新の大学数(812校)
  2. 国立・公立・私立の違いをやさしく整理
  3. 【都道府県別】全国大学一覧・47都道府県の大学数と学生数
  4. 大学の学部一覧:どんな学部があるのか
  5. 大学数はこれからどうなる?2040年問題と「250校削減」案
  6. 大学一覧データの入手方法:無料・公式・実務向け
  7. 【法人向け】大学・キャンパスの連絡先リストが必要な方へ
  8. よくある質問(FAQ)

日本の大学は何校?2026年最新の大学数(812校)

2026年現在、日本の大学は812校です。内訳は国立85校、公立103校、私立624校(文部科学省 令和7年度学校基本調査、令和7年5月1日現在)。短期大学292校、高等専門学校58校を加えると、高等教育機関は1,162校になります。

まずこの数字を頭の隅に置いてください。あとで効いてきます。

国立85校・公立103校・私立624校の内訳

数を並べただけだと味気ないので、意味を添えます。全体の76.8%が私立。日本の大学は、実は私立が圧倒的多数派なんです。「国立が大学の中心」というイメージを持っている人、意外と多いのですが、数の上では違います。国立はわずか1割強。残りを公立が埋めている、という構図です。

設置者 校数 全体に占める割合 前年度比
国立85校10.5%−1校
公立103校12.7%±0校
私立624校76.8%±0校
合計812校100%−1校

出典:文部科学省 令和7年度学校基本統計 確定値(令和7年5月1日現在)

ちなみに在学者数は2,972,412人で、これは過去最高。前年から2万人以上増えています。学生の数は増えているのに、大学の数は1校減った。この「学生は増、大学は微減」というねじれ、実は今の日本の大学を読み解くカギになります(詳しくは第5章で)。

792校?793校?812校?—数字が食い違う理由

ここ、地味だけどこの記事で一番大事なところです。

「日本の大学は何校?」を調べると、サイトによって数字がバラバラなことに気づきます。792、793、796、812……。どれが正しいのか。結論から言うと、全部それなりに正しくて、集計の「範囲」と「時点」が違うだけです。整理しました。

数字 出どころ 時点・範囲
812校文部科学省 学校基本調査 R7令和7年5月1日・MEXT完全網羅
796校旺文社教育情報センター2026年度の募集校のみ(大学校を含む・大学院大学等を除く)
792校Wikipedia2022年5月1日(約4年前)
793校進学サイト系日付・出典の記載なし

大学院大学や専門職大学を含めるか、募集停止校を数えるか、防衛医科大学校のような「大学校」を入れるか。この線引き次第で、数字は簡単に10や20動きます。だから「◯◯校」という数字を見たら、まずいつ時点の、どの範囲かを疑うクセをつけてください。数字だけ一人歩きさせない。これ、大学に限らず統計を扱うときの鉄則です。

このページが採用するのは812校。理由はシンプルで、国が公式に、日付付きで、最も広い範囲を網羅して出した数字だからです。出典は令和7年度学校基本統計の確定値PDF。気になる方は一次資料をどうぞ。

短期大学・高等専門学校を含めた高等教育機関の全体像

「大学」だけが高等教育ではありません。全体像も押さえておきましょう。短期大学は292校(公立14・私立278)、高等専門学校(高専)は58校。大学812校と合わせると、日本の高等教育機関は合計1,162校になります。

なお短大は前年から5校減少。じわじわ減っています。四年制大学へのニーズシフトが背景にあり、この流れは当分続きそうです。

国立・公立・私立の違いをやさしく整理

国立と公立、何が違うか即答できますか。学費だけの話ではありません。

設置している主体が根本的に違います。国立は国(国立大学法人)、公立は都道府県や市(公立大学法人)、私立は学校法人。この「誰が運営しているか」が、学費にも、校数にも、地域との距離感にも効いてきます。ざっくり整理すると、こうです。

国立 公立 私立
設置主体国(国立大学法人)自治体(公立大学法人)学校法人
校数85校103校624校
割合10.5%12.7%76.8%
学費の目安🟢 安い(授業料の国の標準額は年約53.6万円)🟡 国立に近い(地域住民は入学金が割安な場合あり)🔴 高め・学部で大きく変動
特徴研究基盤が厚い・全都道府県に配置地域密着・地元人材の育成色が強い数・学部の多様性が圧倒的

国立大学一覧の探し方(文部科学省の公式リンク集)

国立大学一覧を確実に探すなら、遠回りせず公式へ。文部科学省の大学・短期大学・高等専門学校・法人一覧のページから、令和7年度の全国大学一覧にたどり着けます。国立85校が所在地・設置学部つきで載っています。無料です。

ただし、正直に言っておくと、このページは「読む」ためのもの。エクセルで一括ダウンロードして加工、みたいな使い方には向いていません(この話は第6章で掘ります)。北海道から沖縄まで、国立大学は全都道府県に最低1校は置かれている——これは国立ならではの特徴です。

公立大学の特徴と設置主体

公立大学103校は、都道府県や市が設置主体です。地域の医療・看護・福祉・地域政策を担う人材を育てる色が濃い。地元学生にとっては、学費が国立並みに抑えられていて、しかも地元に貢献できる。悪くない選択肢です。近年は新設や公立化(私立からの転換)も動きがあり、地味に増えているカテゴリでもあります。

私立大学一覧:624校で全体の76.8%

そして主役の私立。私立大学一覧を眺めると、その数の多さと学部の多様性に圧倒されます。624校。日本の大学生の大多数は、この私立に通っています。マンモス総合大学から、特定分野に特化した単科大学まで、幅がとにかく広い。大学一覧 私立で検索する人が多いのも、母数がここに集中しているからです。第5章で触れますが、いま経営環境の変化を最も強く受けているのも、この私立624校のグループです。

【都道府県別】全国大学一覧・47都道府県の大学数と学生数

東京都には143校。島根県には2校。同じ日本の話です。

大学がどこにあるか——これを地図で見ると、日本の高等教育の偏りが一発でわかります。ここがこのページの心臓部。都道府県別 大学数を、国公私立の内訳と学生数つきで並べます。まずは多い順トップ12から。

大学数が多い都道府県トップ10

順位 都道府県 総数 国立 公立 私立 学生数
1東京都143112130794,719
2大阪府582353262,998
3愛知県534346196,363
4北海道38772490,625
5兵庫県352429124,526
6京都府343427173,902
6福岡県343427124,039
8神奈川県332328191,531
9埼玉県281126108,223
10千葉県271125117,516
11新潟県22341533,736
12広島県20151459,997

出典:e-Stat 都道府県別 学校数及び学生数(令和7年度学校基本調査)

数字の読み方の注意を1つ。ここでの学校数は「大学本部(大学本部)の所在地」ベース、学生数は「学部の所在地」ベースです。だから本部は東京、キャンパスは神奈川、みたいな大学は本部側でカウントされます。47都道府県を全部足すと、ちゃんと812校になります。

なお、上の表は多い順の抜粋です。47都道府県すべての正確な内訳が必要な方は、一次資料のe-Stat 都道府県別 学校数及び学生数(令和7年度)で全県のデータをダウンロードできます。数字は正確に、が信条なので、確認できたデータだけを載せています。

大学数が少ない都道府県(島根2校・佐賀2校)

トップの反対側も見ておきましょう。最少は島根県と佐賀県の2校。数字の桁が違います。

都道府県 総数 内訳 学生数
島根県2国立1・公立1・私立08,307
佐賀県2国立・公立中心(私立少)8,625
鳥取県3
徳島県4公立0
香川県4

島根県は私立大学がゼロの唯一の県です。地元で進学したければ、選べるのは実質2校。そして公立大学がない県も4つあります——栃木県、徳島県、佐賀県、鹿児島県。「大学進学=地元を出る」が前提になっている地域が、今も普通に存在するわけです。この地域格差、進路を考える上でも、地域政策を考える上でも、無視できない現実だと思います。

東京23区だけで101校・58万人という一極集中

そして冒頭のトップ、東京都。改めて数字を見ると、その集中ぶりは異常なレベルです。

東京都は全国の17.6%の大学と、26.7%の学生を抱えています。4校に1人以上の大学生が、東京にいる計算。さらに絞ると、東京23区だけで101校・586,277人。島根県の2校と、東京23区の101校。同じ国の話とは思えない密度差です(比率にすると1対50超)。

この一極集中は、大学に何かを届けたい企業にとっても意味を持ちます。営業効率だけを考えれば東京を回れば大半に届く。でも地方の1校こそ、競合が手薄で狙い目だったりする。まあ、それは第7章の話ですね。

大学の学部一覧:どんな学部があるのか

大学を選ぶとき、多くの人が本当に気にしているのは「校名」ではなく「何を学べるか」、つまり学部です。大学 学部 一覧で調べる人が多いのも当然で。学校基本調査によれば、全国の学部数は約2,667、学科数は約5,249にのぼります。名前を見ただけでは何を学ぶのか分からない学部も、年々増えています。

主要な学部の系統(文系・理系・医療系・芸術系)

膨大な学部も、大きく系統で捉えると迷子になりません。ざっくり4つ。

  1. 文系:法学・経済・経営・商・文・外国語・社会・国際・教育 など
  2. 理系:理・工・農・情報・理工 など
  3. 医療系:医・歯・薬・看護・保健 など(資格に直結)
  4. 芸術・その他:芸術・音楽・体育・家政・総合系(学際的な新設学部) など

ちなみに学部段階の在学者は2,645,837人で、これも過去最高。学生の裾野は広がっています。近年は「◯◯データサイエンス学部」「◯◯総合政策学部」のような、系統をまたぐ新しい名前の学部が急増中。カタカナ学部、増えましたよね。

学部一覧から大学を探す方法

「この学部がある大学を探したい」という逆引きなら、進学サイトの学部・学科検索(パスナビ、スタディサプリ進路など)が便利です。ただし各社カバー範囲が違う(私立だけ、偏差値軸だけ、など)ので、複数を横断するのが現実的。国公私立をまたいで学部で探すなら、文科省の全国大学一覧を併用すると穴が減ります。

大学数はこれからどうなる?2040年問題と「250校削減」案

1989年、18歳人口は198万人で、大学は約499校。2024年、18歳人口は約109万人まで減ったのに、大学は813校まで増えました。人は半分近くに減り、大学は6割以上増えた。この逆行、どこかで清算が来るのは自然な話です。

大学の数はこれから減る見込みです。18歳人口は2025年の約110万人から、2040年には約74万人(739,050人)まで減少すると推計されています(文部科学省)。そして2026年4月には、財政制度等審議会が「2040年までに250校程度の縮減が必要」とする試算を示しました。すでに募集停止を決めた大学も出ています。順に見ます。

18歳人口の推移と2040年の推計(739,050人)

18歳人口 進学率 定員充足率
2021(実績)1,141,14054.90%100.56%
20251,100,31456.65%101.83%
20301,051,98658.22%100.11%
2035964,12959.14%93.38%
2040739,05059.60%72.75%

出典:文部科学省「大学進学者数等の将来推計について」(2024年11月)

進学率は上がり続けます。でも、母数の18歳人口の減り方が急すぎて、追いつかない。2035年あたりから定員充足率が一気に崩れ、2040年には72.75%。定員の4分の1以上が空く、という推計です。

私立大学の53.2%が定員割れ(令和7年度)

未来の話だけではありません。すでに現在進行形です。2025年時点で、私立大学の53.2%(594校中316校)が定員割れしています(日本私立学校振興・共済事業団)。半数以上です。

前年の59.2%からはいったん改善しています。ただ、これは2025年に18歳人口が一時的に+2.7万人反発した、いわば景気ではなく人口の「あや」によるもの。喜べる話ではありません。減少は2027年度から再び始まる見通しです。数字の綾に騙されないように。出典は私学事業団『令和7年度 私立大学・短期大学等 入学志願動向』

財政制度等審議会「2040年までに250校程度の縮減」案(2026年4月23日)

そして2026年4月23日、財務省の財政制度等審議会が踏み込んだ試算を出しました。

「2040年までに、少なくとも学校数は250校程度、学部定員は18万人程度の縮減が必要と推計される」。私立大学でいえば、624校(2024年)が2040年には372〜217校まで減る、という数字です(財務省 財政制度分科会 資料)。国際比較も添えられていて、学生10万人あたりの大学数は、日本31・アメリカ19・イギリス14・ドイツ10・フランス5。日本は突出して「大学が多い国」なんです。

もっとも、これはあくまで財務省サイドの試算です。文部科学大臣の松本洋平氏は翌24日、「極めて重要な課題」としつつ、「定員割れの事実のみで機械的に判断する」ことには慎重な姿勢を示しました。数を減らせばいい、という単純な話でもない。ここは立場で見解が割れるところなので、両論を置いておきます。

2025-2026年に募集停止・統合した大学、新設された大学

抽象論だと実感が湧かないので、具体名を。2025〜2026年に実際に動いた大学たちです。

大学 動き 時期
名古屋柳城女子大学2026年度から募集停止(2020年開学)2025/2
京都ノートルダム女子大学2026年度から募集停止(1961年創立)2025/4
学習院女子大学2026年度に学習院大学へ統合2026
新設 +6校コー・イノベーション大学/大阪医療大学/西日本看護医療大学/福岡国際音楽大学/武雄アジア大学/開志創造大学2026

閉じる大学があれば、開く大学もある。2026年度は6校が新設されています。単純な「減少」ではなく、看護・医療・音楽・地域系といった需要のある分野への組み替えが起きている、と読むほうが正確です。ちなみに名称変更も相次いでいて、女子栄養大学→日本栄養大学、桐生大学→ぐんま未来大学、といった具合。大学一覧 2026は、去年の一覧とは地味に別物になっています。

大学一覧データの入手方法:無料・公式・実務向け

2012年、Yahoo!知恵袋にこんな質問が投稿されました。

「日本中の大学一覧をExcelファイル形式で探しています。ふりがな(読み方)も合わせて書いてあるものがほしいのですが、ご存知であればお教えください。」(Yahoo!知恵袋, 2012年3月/12,077閲覧・100件の「共感した」)

ベストアンサーは、こうでした。HTMLのページをコピーしてExcelに貼り、Application.GetPhoneticを使ったVBAマクロを25行ほど書いてふりがなを生成する——。14年経った今も、状況は驚くほど変わっていません。もっと昔、2004年の知恵袋にも「全国の大学の住所・電話番号を、一番早く調べる方法を教えてほしい。仕事でアンケートを送るため」という質問があり(Yahoo!知恵袋, 2004年)、回答は「私大協・国大協・公大協・短大協会の4サイトを別々に見ろ」。20年、同じ悩みが繰り返されているわけです。

じゃあ、いま最短で大学一覧 エクセル大学一覧 csvを手に入れる方法を、目的別に整理します。

方法 網羅性 更新頻度 連絡先の有無 Excel/CSV 費用
① 文科省 全国大学一覧🟢 国公私立を網羅🟡 年1回🔴 住所中心🟢 一部Excel🟢 無料
② e-Stat 学校基本調査🟢 統計として完全🟡 年1回🔴 なし(統計値)🟢 Excel/CSV🟢 無料
③ 有料名簿・リスト🟡 業者次第🔴 年数回🟡 有料オプション🟢 CSV🔴 3〜5万円
④ 自分で収集🟡 労力次第🟡 集めた時点🟢 取れる🟢 自作🔴 時間が膨大

文部科学省の公式一覧(無料・Excel形式)

まずは公式。文部科学省の全国大学一覧は、国公私立を網羅した基礎データが無料で手に入る、最強のスタート地点です。文科省 大学一覧と検索する人が探しているのは、たいていこれ。学校名、所在地、設置学部が載っています。全国 大学 一覧 データの土台として、まずここを押さえましょう。

e-Statの学校基本調査(無料・統計データ)

都道府県別の集計や、学生数・推移といった統計が欲しいならe-Stat(政府統計の総合窓口)へ。この記事の第3章の47都道府県データも、ここが出どころです。令和7年度 学校基本調査 大学数大学 数 推移を追いたい人には必須。Excel・CSVでダウンロードできます。

有料の名簿・リスト販売サービス(相場と中身)

「名前と住所だけじゃなく、連絡先まで欲しい」となると、有料の名簿が視野に入ります。相場感を正直に書きます。法人名簿エンジンの大学・大学院リストは、学校名・郵便番号・都道府県・住所・TEL・FAX・共学区分・法人番号がついて30,000円。メールアドレスを足すと+17,000円です。同社いわく「大学・大学院リストをご自身で収集し、整理・管理するには、膨大な時間と労力、コストがかかります」。まあ、それはその通り。20年前の知恵袋から続く悩みを、お金で解決するサービスです。

ほかに全国大学データ研究所(オフィスユー)のように、約960大学を学部・学科単位でまとめた年刊のデータ集もあります。大学一覧 あいうえお 順や学部別の並びで欲しいなら、こうした専用データも選択肢。ただし、いずれも「年に1回の更新」という宿命は共通です。

連絡先(住所・電話・メール)まで必要な場合

公式一覧には連絡先の多くが載っていない。名簿は年1回更新で、しかも購入前に中身を絞れない。ここに、実はもう一つの選択肢があります。Googleマップから、必要な条件で絞って自分で抽出する方法です。同じ「一覧づくり」でも発想が違うので、次の第7章で詳しく。切り口はどの業種でも共通で、たとえば不動産会社一覧の作り方飲食店リスト・一覧の作り方でも、まったく同じ方法が使えます。

Video: Googleマップから2クリックだけでリストを作成する方法(※動画は旧インターフェースのものです)

連絡先まで含んだデータが必要なら、Googleマップから条件を絞って抽出する方法もあります。→ 法人向けの方法を見る

【法人向け】大学・キャンパスの連絡先リストが必要な方へ

大学向けにサービスを売っている企業なら、この数字が気になるはずです。日本の大学は「812校」。でも実際にアプローチできる拠点は、その桁ではありません。

ここからは、教育系サービスの事業者・採用担当・教材や学務システムのベンダー向けの話です。読者の属性がガラッと変わるので、そのつもりで。

なぜ「大学一覧」だけでは営業リストにならないのか

公式の全国大学一覧は、812の大学本部を並べたものです。でも、大学に何かを売りたいとき、決裁者や担当窓口は本部にいるとは限りません。図書館、事務局、研究室、学部の事務、就職課——実際の接点は、キャンパス単位に散らばっています。

ここで冒頭の「812校 vs 1万件」の答え合わせです。Scrap.ioでGoogleマップの「大学(university)」を日本全国でカウントすると、10,324件ヒットします(2026年8月8日時点)。812校の本部に対して、10,324の拠点。なぜこんなに増えるのか。各キャンパス・学部・研究室・大学図書館・事務局が、それぞれ独立したGoogleマップの拠点を持っているからです。つまり、本部だけを載せた一覧では、営業の実務では足りない。狙うべきは、本部ではなく拠点なんです。

Googleマップから大学・キャンパス情報を抽出する方法

やり方はシンプルです。Scrap.ioにログインして、カテゴリで「大学」、地域で「日本」を選ぶ。これだけで全国の大学拠点が一覧化されます。市区町村単位でも、都道府県単位でも、日本全国まるごとでもOK。カウント自体はクレジットを消費しないので、「自分のターゲットエリアに何拠点あるか」をまず無料で数えるところから始められます。

Scrap.ioで大学一覧をカテゴリと地域から検索する画面

より技術的な仕組み(合法性、robots.txt、ノーコードでの抽出)が気になる方は、スクレイピング完全ガイドで整理できます。営業リストとしての設計思想は企業リストの作り方営業リスト完全ガイドもどうぞ。

Video: 国レベルでGoogleマップをスクレイピングする方法(※動画は旧インターフェースのものです)

抽出前に絞り込む(メールあり・サイトありなど)

ここが、名簿を「丸ごと買う」のと決定的に違うところ。抽出のにフィルターをかけられます。10,324件のうち、ウェブサイトを持つのは4,867件(47.1%)、サイト上でメールアドレスが検出できたのは1,465件(14.2%)。コールドメールを送りたいなら、この1,465件だけに絞ってから抽出すればいい。クレジットは絞ったあとの件数分しか消費されません。使えないデータに1円も払わずに済む。

大学一覧をメール有無やサイト有無で抽出前に絞り込むScrap.ioのフィルター画面

名簿を30,000円+17,000円で買うと、使うのが1割でも全部にお金を払うことになります。しかも更新は年1回。片や大学業界は、2026年だけで6校が開き、3校が閉じたり統合したりしている。年刊のリストは、刷り上がった瞬間に少し古い。リアルタイムで再抽出できることの意味は、こういう変化の速い分野でこそ効いてきます。特定エリアを地図上で自由に囲む使い方(たとえば東京23区の全大学拠点だけ)もできます。

大学一覧をエリア指定で抽出するScrap.ioのGeoSearch Radius画面(東京23区の大学拠点を狙う例)

この市場が実在することは、大学に売っている企業の実績が証明しています。学習支援システムのmanaba(株式会社朝日ネット)は85大学が全学導入・契約ID 759,000(2025年9月)。学務システムのGAKUEN RX(日本システム技術)は導入実績481校。Campus Plan(システムディ)は累計約1,000校。大学は「数が少ないから市場が小さい」のではなく、1校あたりの単価が大きく、拠点も多い、濃い市場なんです。

大学・キャンパスの連絡先リストが必要なら。Scrap.ioなら、日本全国の大学・キャンパス10,000件以上を、メールアドレスありのものだけに絞って抽出できます。195カ国・2億件超のビジネスデータをカバーし、フィルターは抽出前に適用されるので無駄な課金もゼロ。まずは7日間の無料トライアル(100件分の無料クレジット付き)で、実際のデータを確認してみてください。→ Scrap.ioを無料で試す

よくある質問(FAQ)

日本に大学は何校ありますか?

2026年時点で、日本の大学は812校です。内訳は国立85校、公立103校、私立624校(文部科学省 令和7年度学校基本調査、令和7年5月1日現在)。短期大学292校、高等専門学校58校を加えると、高等教育機関は1,162校になります。

大学一覧をExcelやCSVで入手できますか?

文部科学省が「全国大学一覧」をExcel形式で公開しています(国立・公立・私立が別ファイル)。また、e-Statの学校基本調査からは都道府県別の統計データをExcel・CSVでダウンロードできます。ただし、いずれも学校名と所在地が中心で、電話番号やメールアドレスは含まれていません。連絡先まで必要な場合は、有料名簿かGoogleマップからの抽出が現実的です。

大学が一番多い都道府県はどこですか?

東京都で143校(国立11・公立2・私立130)、全国の17.6%が集中しています。学生数では794,719人で全国の26.7%。逆に最も少ないのは島根県と佐賀県の2校です。島根県は私立大学が1校もない唯一の県でもあります。

なぜ大学の数は資料によって違うのですか?

集計の範囲と時点が違うためです。文部科学省の学校基本調査(令和7年5月1日現在)は812校。旺文社が2026年度の募集校のみを数えると796校。Wikipediaの792校は2022年5月1日時点のデータです。大学院大学・専門職大学・募集停止校・大学校を含めるかどうかで、数字は変わります。日付と出典を確認するのが確実です。

大学の数はこれから減りますか?

減る見込みです。18歳人口は2025年の約110万人から2040年には約74万人まで減少すると推計されており(文部科学省)、2026年4月には財政制度等審議会が「2040年までに250校程度の縮減が必要」とする試算を示しました。すでに2025年には京都ノートルダム女子大学、名古屋柳城女子大学が募集停止を発表しています。一方で新設校もあり、需要のある分野への組み替えが進んでいます。

まとめ

長くなったので、要点だけ。

  1. 日本の大学は812校(国立85・公立103・私立624)。令和7年5月1日時点の文科省確定値です。
  2. 数字がサイトで食い違うのは、集計の範囲と時点の違い。日付と出典を必ず確認。
  3. 大学は東京都に143校・全国の26.7%の学生が集中する一方、島根・佐賀は2校。地域差は桁違いです。
  4. 18歳人口の減少で、大学数は2040年に向け縮減が議論されている(250校削減案)。今の一覧は、来年には少し変わります。

このページのデータは、すべて令和7年度学校基本調査(2025年5月1日現在)などの公式統計に基づいています。最新の連絡先データ(大学・キャンパスの住所・電話・メール)が実務で必要な方は、Scrap.ioの無料トライアルもどうぞ。7日間・100件分の無料クレジットで、Googleマップから必要な拠点だけを絞って試せます。

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