124,024社。これが2026年時点の日本の損害保険代理店の数です(損保協会、2026年)。多いと思いました? では、もう一つの数字を。この1年で16,114社が消えました。減少率マイナス11.5%。過去最悪の落ち込みです。
会社は毎日減っている。なのに、まだ12万社以上が残っている。この矛盾した市場に、何かを売ろうとしている人へ。
InsurTechのSaaSを売る田中さん、という営業担当がいます。プロダクトは最高。デモを見せれば代理店の反応も上々。なのに数字が伸びない。理由はシンプルでした。「誰に売るか」のリストが、ない。協会のサイトを開いても連絡先が整っていない。有料DBを買ったら8,900社で止まっている。エクセルに手で打ち込んでいたら、月が終わる。
田中さんに足りなかったのは、根性でも商品力でもありません。保険代理店の一覧です。しかも、連絡先付きで、最新で、営業にそのまま使えるやつ。この記事では、公的リストや有料DBがなぜ「帯に短し襷に長し」なのかを整理したうえで、全国29,697件の保険代理店リストをGoogleマップから2クリックで作る方法を、2026年の最新データで解説します。電話番号93%・メール付きの抽出まで、全部。
目次
Video: Scrap.ioでGoogleマップから2クリックで見込み客リストを作る方法(日本語データ対応)
保険代理店の「一覧」はなぜ必要なのか(プロスペクティング視点)
先に、この記事が「誰向け」かをはっきりさせておきます。保険に入りたい消費者向けではありません。保険代理店に何かを売りたい会社向けです。
具体的にはこういう人たち。代理店管理システムやInsurTechのSaaSを売る会社。代理店向けのCRMや比較ツールを提供する会社。代理店のM&A・事業承継を仲介する会社。代理店専門の人材紹介。そして、保険ショップのホームページを作りたいWeb制作会社。全部、顧客は「保険代理店」です。だから、まず保険代理店の企業一覧がいる。
実在する例を挙げます。hokan®(株式会社hokan)は、保険代理店専用の顧客・契約管理SaaSを提供するInsurTech企業で、顧客維持率99.9%をうたっています。GRMarketing(株式会社イーグリッド)やAS-BOX(株式会社アイリックコーポレーション)のように、代理店の業務や27社の商品比較に特化したツールもある。GENIEE SFA/CRM(株式会社ジーニー)のような汎用CRMも、保険代理店向けのワークフローを用意しています(各社情報・ジーニーの比較記事より)。共通点は一つ。全員、売る相手は保険代理店です。だから保険代理店の法人リスト、つまり「誰にアプローチするか」の顧客リストが、ビジネスの生命線になる。
ところが、ここでみんなつまずく。
「協会のサイトに載ってるでしょ」。確かに載っています。でも、あれは消費者が代理店を選ぶための名簿です。営業用の連絡先は整っていないし、そもそも任意登録なので全代理店を網羅していない。「有料DBを買えばいい」。買えます。でも8,900社で、しかも静的。買った瞬間から古くなる。企業リストとは何かという基本から整理すると、この「素材としてのリスト」の質が、後のすべてを決めることがわかります。
要するに、保険代理店という市場は「でかいのに、まともな一覧がない」。だからこそ、自分で作れる人が強い。田中さんが詰まったのは、まさにここでした。
日本の保険代理店は何社あるのか?【2026年 最新データ】
損害保険代理店は1年で16,114店減少。マイナス11.5%。それでも全国には12万店以上が存在します。まずこの「縮んでいるのに巨大」という感覚を、数字で掴んでください。
損害保険代理店は124,024社(でも、急減している)
損保協会が2026年8月に公表した統計によると、損害保険代理店の実在数は124,024店(2025年3月末時点)。前年からの減少幅はマイナス16,114店(マイナス11.5%)で、これは歴史的に見ても最大級です。例年はマイナス3〜5%で推移していたので、明らかに異常なスピード。参考までに、2024年末時点では140,138店で、この年も10,514店減(マイナス7.5%)、新設4,334店に対して廃業・解散が14,848店でした。減少が加速しているのが読み取れます(いずれも損保協会、2026年)。
内訳も面白い。専業代理店は22,502店(18.1%)しかなく、残りの101,522店(81.9%)は副業代理店です。自動車ディーラー、不動産会社、家電量販店。本業の傍らで保険を売っている事業者が、数のうえでは圧倒的多数。しかもこの副業代理店が前年比マイナス12.2%と、全体の減少を牽引しています。募集従事者数は1,736,427人(損保協会、2026年)。人は多い。でも店は畳まれていく。そういう局面です。
販売チャネルで見ると、損害保険は代理店扱いが保険料の89.7%(2024年)を占めます。生命保険側は、2025年3月時点で営業職員36%、一般代理店32%、銀行等30%と、もう少し分散しています(金融庁)。どちらにせよ、代理店という販売網は、この国の保険流通の背骨です。縮んでいても、です。
ちなみに「保険代理店 なくなる」「保険代理店 10年後」「保険代理店はやばい」。この手の検索が、いま静かに増えています。業界の消滅・再編への不安は、それだけ現実的なテーマということ。裏を返せば、M&Aや事業承継、システム刷新を提案する会社にとっては、追い風でもあります。誰が誰を買うのか。それを知るにも、まず最新の一覧がいる。
Googleマップ上の「実在する」保険代理店は29,697件
ここで、もう一つの数字を出します。これが、この記事で一番大事な数字です。
Scrap.ioが2026年10月1日時点でカウントした、Googleマップ上の日本の保険代理店は29,697件。SalesNowが売っている8,900社の、3倍以上です。124,024という公的な数字と、29,697というマップ上の数字。なぜこんなに差が出るのか。
答えは「副業代理店」です。公的統計の124,024店には、自動車ディーラーや不動産会社のような、看板に「保険」と出していない副業勢が大量に含まれる。一方、Googleマップに「保険代理店」として載っているのは、保険を本業的に掲げ、店舗として実在し、ネットで見つかる会社だけ。つまり29,697件は「営業アプローチできる保険代理店」に絞り込まれた、実務的にはむしろ使いやすい母集団なんです。2つの数字は、別々の物語を語っています。片方は市場の大きさ、もう片方は、あなたが実際に電話をかけられる相手の数。
その29,697件の中身を、もう少し分解します(すべてScrap.io、2026年10月1日)。
- 電話番号あり:27,614件(約93%) ← テレアポ派には宝の山
- ウェブサイトあり:15,054件(約51%) ← 裏を返せば約49%はサイトなし。Web制作会社のど真ん中
- メールアドレス検出:4,418件(約15%) ← コールドメールに使える希少資源
- Google評価4.0以上:10,157件(約34%)
保険代理店の93%が電話番号を公開している。この一点だけでも、プロスペクティングの設計がガラッと変わります。あとで詳しく触れます。
保険代理店の一覧を手に入れる4つの方法(と、それぞれの限界)
保険代理店の一覧、どこで手に入ると思いますか? 協会サイト? 有料DB? 実は、どれも「帯に短し襷に長し」です。
入手ルートは大きく4つ。網羅性も、鮮度も、連絡先の充実度も、費用も、まるで違います。まず全体像を一枚の表で。
| 入手方法 | 網羅性 | 鮮度 | 連絡先 | 費用 |
|---|---|---|---|---|
| ① 協会・公的リスト | 🔴 任意登録で非網羅 | 🟡 | 🔴 営業用に未整備 | 🟢 無料 |
| ② 有料DB(SalesNow等) | 🟡 約8,900社 | 🔴 静的・図らずも古い | 🟡 | 🔴 1件50円〜 |
| ③ 手作業で収集 | 🔴 現実的に不可能 | 🟡 | 🔴 メールほぼ無し | 🔴 膨大な人件費 |
| ④ Googleマップ抽出(Scrap.io) | 🟢 29,697件 | 🟢 リアルタイム | 🟢 電話93%・メール付き | 🟢 従量・低コスト |
① 協会・公的リスト(金融庁の登録、生命保険協会の評価)
まず無料ルートから。金融庁は保険代理店の登録情報を公開していますし、生命保険協会の代理店業務品質評価では、業務品質を評価された生命保険乗合代理店の情報が見られます。損害保険側は損保協会が各種統計や会員情報を出している。信頼性は最強です。公式ですから。
ただし、営業リストとして使うには弱い。理由は2つ。1つは任意登録なので網羅的でないこと。「保険代理店 一覧 金融庁」で探しても、全代理店が綺麗に名寄せされて落ちてくるわけではありません。もう1つは連絡先が営業用に整っていないこと。消費者が代理店を選ぶための情報であって、あなたがテレアポをかけるための電話番号やメールが列で揃っているわけではない。市場の輪郭を掴むには使える。個社リストとしては使えない。そういう住み分けです。
② 有料DB(SalesNow、その他)
次に有料DB。SalesNowの保険代理店の企業一覧は、約8,900社を1件50円ほどで提供しています。手軽ではある。登録して条件を選べば、整ったリストがすぐ手に入る。
弱点は2つ。件数と鮮度です。Googleマップ上の29,697件に対して8,900社は3分の1以下。そして静的データなので、買った時点の鮮度で固定されます。保険代理店が年間1万店以上のペースで畳まれているこの業界で、固定されたリストがどうなるかは、想像がつきますよね。「この番号は現在使われておりません」の連発です。お金を払って、ゾンビに電話をかける。
③ 手作業で収集
3つ目は、気合い。協会サイトや各代理店のホームページを1件ずつ開いて、名前と電話番号をエクセルに写していく方法です。費用はゼロ……に見えます。でも1件あたり2〜3分、1,000件で丸2日以上。しかもメールアドレスはほぼ拾えない。時給換算すると、これが一番高くつく。正直に言います。全国の保険代理店を手作業で写経するのは、下策です。やらないでください。
④ Googleマップから抽出する
そして4つ目。Googleマップから直接抜き出す方法です。
考えてみてください。ほぼすべての保険代理店が、Googleマップにビジネスプロフィールを載せています。しかもその情報は、代理店自身がメンテナンスしている。移転したら住所を直すし、番号が変われば更新する。年に1回まとめて更新する名簿とは、鮮度の次元が違う。だからこそ、マップ由来のデータは営業リストとして精度が高い。詳しいやり方は後述しますが、先に結論を言うと、2026年の最適解はこれです。
まずは「数えるだけ」から。 Scrap.ioなら、同じ一覧を無料トライアルで試せます。しかも件数のカウントはクレジットを一切消費しません。「東京都に保険代理店が何社あるか」「全国で何件か」を、1円もかけずに確認できます。→ Scrap.ioを無料で試す(7日間・100リード付き)
損害保険・生命保険 大手代理店ランキングと勢力図の調べ方
「大手だけ」を狙うなら勢力図で十分。でも、本当に取りやすいのは中堅・専業代理店です。この章では、まず定番の大手一覧を押さえつつ、「大手しか見ない」ことの落とし穴も正直に話します。
損害保険代理店の一覧・大手ランキング
「保険代理店で大手の会社は?」「保険代理店の上位100社は?」。Googleで保険代理店を調べると、必ずこの手の疑問が出てきます。乗合・専業の大手でよく名前が挙がるのは、このあたり。
- アドバンスクリエイト(保険市場の運営、上場)
- 保険見直し本舗(来店型ショップの大手)
- ほけんの窓口グループ(店舗網で知られる)
- ほけんの110番/みつばち保険など来店型チェーン
- 銀行系・証券系の乗合代理店(銀行系 保険代理店 一覧で探される層)
最新の勢力図やランキングは、各社のIR資料や業界統計で確認するのが確実です。ただ、ここで冷静になってください。これら大手を全部足しても、124,024社のうちのほんの一握りです。保険代理店 大手4社や上位100社を眺めて満足していると、残り十数万社という巨大な市場をまるっと見落とす。しかも大手は競合も殺到している。本当に提案が刺さるのは、名前の知られていない中堅・専業・地域密着の代理店のほうだったりします。勢力図は入口。本番はその先です。
生命保険代理店(乗合・認定代理店)の一覧
生命保険側に目を移すと、「認定代理店」という言葉がよく出てきます。これは生命保険協会が業務品質を評価した乗合代理店のこと。ただし調査の申込は任意なので、全代理店を網羅する一覧ではありません。「生命保険代理店 一覧」として使うには、やはり穴がある。
結局、損保側も生保側も、公的な一覧は「大手と、自主的に手を挙げた一部」しか映しません。地域の中堅・専業までフラットに拾うには、別のアプローチがいる。それが次の章です。地域で絞る発想は、Googleマップ抽出なら「東京都 保険代理店 一覧」「大阪 保険代理店 一覧」といったエリア別リストとして、そのまま形にできます。
Googleマップから保険代理店の一覧を2クリックで抽出する方法
数万件の代理店リストを作るのに、エクセルも、名簿も、1円も要りません。必要なのは2クリックです。
順を追って説明します。Scrap.ioは、Googleマップからリアルタイムで事業所データを抽出するプラットフォームです。世界で225,676,406件の事業所、195カ国、4,000以上のカテゴリをカバーしています。保険代理店の一覧を作る手順は、実質こうです。
ステップ1:カテゴリ「保険代理店(Insurance agency)」を選ぶ。4,000以上のカテゴリから指定するだけ。生命保険・損害保険をまたいで「保険代理店」としてまとめて拾えます。
ステップ2:地域を選ぶ。市区町村、都道府県、あるいは日本全国。「東京都の保険代理店」も「日本まるごと29,697件」も、同じ操作です。コードは一切書きません。
これで「保険代理店 検索」は完了。あとは数を確認して、抽出するだけです。行政区分にとらわれたくなければ、地図上に半径を描くRadiusモードと、手描きでエリアを囲むPolygonモードも使えます。「この駅から3km圏内の保険代理店だけ」みたいな、名簿では絶対に作れない切り口が可能になる。東京都や大阪のような大商圏を、さらに沿線単位で刻むこともできます。
実際に全国レベルで一気に抜く様子は、動画で見るのが早いです。国単位でGoogleマップをスクレイピングするデモがこちら(日本語データにそのまま応用できます)。
Video: 国レベルでGoogleマップをスクレイピングし、全国規模の保険代理店リストをまとめて抽出する方法
スピード感も具体的に。Scrap.ioのある導入事例では、11,734社をわずか45分で抽出しています。手作業なら何週間分の仕事か、考えるだけで気が遠くなりますよね。BtoBのリード獲得全体の設計を見直したい人は、BtoBリード獲得の完全ガイドもあわせてどうぞ。
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抽出した一覧を営業リストに変える(電話93%・メール付き)
保険代理店の93%が電話番号を公開。テレアポ派にとって、これは宝の山です。
一覧を作っただけでは、ただの名簿です。営業リストに変えるには、用途に合わせて「列」で絞り込む必要がある。Scrap.ioの一番おいしいところは、この絞り込みが抽出の前にできることです。順番が命。先にフィルタをかけて、必要な分だけ取り出す。だからクレジットは、絞ったあとの件数にしか消費されません。使えないデータに1円も払わなくて済む。
29,697件の保険代理店を、用途別にこう切れます。
| 絞り込み条件 | 件数 | 刺さる相手 |
|---|---|---|
| 📞 電話番号あり | 27,614件(93%) | テレアポ・コールセンター |
| 🌐 ウェブサイトあり | 15,054件(51%) | SEO・サイトリニューアル提案 |
| 🚫 ウェブサイトなし | 約14,600件(49%) | Web制作・MEO代行の金脈 |
| ✉️ メールアドレスあり | 4,418件(15%) | コールドメール |
見てほしいのは「サイトなし約49%」のところ。保険代理店の半分近くが、まだ自前のサイトを持っていません。Web制作会社やデジタルマーケ会社にとって、これほど分かりやすいターゲットもない。「御社のサイト、作りませんか」と提案すべき相手が、フィルタ一発で約14,600件浮かび上がる。
抽出したデータはCSVまたはExcelで出力。電話番号は固定・携帯・特殊を自動で判別するので、固定にはテレアポ、携帯にはSMS、と打ち分けられます(この判別は米国・カナダのみ非対応で、日本では使えます)。メールも自動で分類。代表アドレス(contact@、info@)だけでなく、sales@のような営業窓口、さらに担当者個人のメール(姓名つき)まで振り分けてくれる。テレアポ用の詰め方はテレアポリストの作り方に、エクスポート後にCRMで運用する流れはCRMツール比較にまとめてあります。「そもそも良い営業リストとは」から入りたい人は営業リストの作り方をどうぞ。
ちなみに、ここでScrap.ioが扱うのはGoogleマップ上で代理店が自ら公開している連絡先だけ。手作業でメールファイルを作る必要も、怪しい名簿を買う必要も、そもそもありません。
電話番号93%・メール付きの営業リストを、エクスポートしてCRMへ。 抽出前フィルタで「本当に電話すべき保険代理店」だけに絞れるから、ムダ打ちゼロ。まずは7日間無料・100リードで、あなたのターゲット条件に合う一覧を作ってみてください。
法令・コンプライアンス:公開データと個人情報保護
「勝手に集めて大丈夫?」。公開情報だけを、出典付きで。ここをはっきりさせておきましょう。
個人情報保護法
日本の個人情報保護法では、企業が自ら公開している情報(ウェブサイトの電話番号、公開メールアドレス、Googleマップの住所など)を収集・利用すること自体は合法です。保険代理店という法人が、店舗として公開している連絡先。これは電話帳に自分から載せる情報と同じ性質のデータです。一方で、特定個人のプライベートな連絡先を本人の同意なく集めて使うのはNG。「会社の公開情報」と「個人の私的情報」。この線引きだけは、常に意識してください。最新のガイドラインは個人情報保護委員会で確認できます。
特定電子メール法
集めたメールアドレスに営業メールを送るなら、特定電子メール法の遵守は必須です。押さえるべきは4点。原則として事前同意(オプトイン)を取ること。ただし、事業者が公表している業務用アドレス宛のBtoB営業メールには例外規定があります。送信者の名称を明記すること。配信停止(オプトアウト)の導線を用意すること。送信者の住所・連絡先を記載すること。「知らなかった」は通用しません。
2026年の規制動向
2026年6月には、大手の乗合代理店を対象に、新たなコンプライアンス義務(監督責任者の設置、内部監査、苦情管理など)が求められるようになりました。業界全体が、品質と管理をより厳しく問われる方向に動いています。だからこそ、代理店に営業をかける側も、公開データを出典付きで扱うという基本を外さないことが大事。Scrap.ioはGDPR・CCPAに準拠し、各データは1件ずつ出典まで辿れます。とはいえ、集めたデータをどう使うかは使う側の責任です(※本記事は法的助言ではありません)。
他業種の一覧の作り方(関連リンク集)
ここまで保険代理店で説明してきましたが、この「業種リストを作って営業する」型は、業種を問いません。カテゴリを差し替えるだけで、同じ手順がそのまま効きます。副業代理店の多くが不動産会社だったことを思い出すと、隣接業種のリストも相性がいい。
- 不動産会社一覧の作り方(全国13万社。副業で保険を扱う層とも重なる)
- 歯科医院リストの作り方(全国5.5万件。医療系プロスペクティングの定番)
- 美容室リストの作り方(全国19万件。店舗型ビジネスの代表例)
どの業種でも、考え方は同じ。公的な名簿は網羅的でない、有料DBは古い、手作業は地獄。だからGoogleマップから、必要な日に、必要な条件で作る。それだけです。
よくある質問(FAQ)
日本に保険代理店は何社ありますか?
損保協会の2025年度統計(2026年8月公表)では、損害保険代理店の実在数は124,024店(前年比マイナス11.5%)です。一方、Googleマップ上に「保険代理店」として掲載されている実在の店舗は約29,697件(Scrap.io調べ、2026年10月)。前者は副業代理店を含む市場全体の数、後者は営業アプローチできる実店舗の数、と考えると使い分けやすいです。
保険代理店の一覧は無料で手に入りますか?
一部は無料で見られます。生命保険協会の代理店業務品質評価や金融庁の登録情報などです。ただし任意登録で非網羅的、連絡先も営業用に整っていません。網羅的かつ連絡先付きの一覧が欲しいなら、Googleマップからの抽出(Scrap.ioの無料トライアル等)で作成するのが現実的です。件数のカウント自体は無料なので、まず「自分のエリアに何社あるか」を確かめるところから始められます。
認定代理店とは何ですか?
生命保険協会が業務品質を評価した乗合代理店のことです。消費者が代理店を選ぶ際の目安になります。ただし調査の申込は任意のため、全代理店を網羅する一覧ではありません。「認定されていない優良代理店」も多数存在する、という前提で見てください。
保険代理店の大手・上位企業はどこですか?
乗合・専業の大手として、アドバンスクリエイト、保険見直し本舗、ほけんの窓口グループなどが知られます。最新の勢力図やランキングは各社のIR資料・業界統計で確認するのが確実です。なお、網羅的な企業一覧は本記事の抽出手順(Googleマップから2クリック)で作成できます。大手だけでなく、中堅・専業まで含めて拾えるのが強みです。
抽出した保険代理店リストを営業に使っても問題ありませんか?
公開されているビジネス情報を出典付きで扱う限り、BtoBプロスペクティングでの利用は適法です(GDPR・CCPA準拠)。個人情報保護法と特定電子メール法の範囲内で運用してください。具体的には、公開された業務用の連絡先のみを使うこと、メール営業では配信停止の導線と送信者情報を明示すること。この2点を守れば、コンプライアンスリスクは最小化できます(※本記事は法的助言ではありません)。
まとめ
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
保険代理店の一覧が欲しい。そのゴールへの道は、もう手作業でも、古い名簿でもありません。公的リストは任意登録で穴だらけ、有料DBは8,900社で止まっていて静的。手作業は時間を溶かすだけ。残る答えは、Googleマップから、必要な日に、必要な条件で作ることです。
全国124,024社という市場の裏側に、Googleマップで営業アプローチできる29,697件がある。そこから電話あり27,614件、サイトなし約14,600件、メール付き4,418件を、フィルタで自在に絞って、2クリックでエクスポート。田中さんが詰まっていた「誰に売るか」は、これで解決します。差が出るのは、能力じゃなくてデータです。
縮む市場だからこそ、最新のリストを持っている側が勝つ。まずは素材を確保する。話はそれからです。
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