Articles » リードジェネレーション » 薬局一覧の作り方|全国7.5万件をGoogleマップから抽出する方法【2026年版】

日本には62,828軒の薬局があります。コンビニより多い。でも、電話番号やメールアドレス付きで、全国分をまとめて一発でダウンロードできる場所。これがどこにもありません。おかしな話です。

いや、正確には「ある」んです。厚生局のPDF、薬剤師会のページ、名簿業者のExcel。ただ、そのほとんどが都道府県ごとにバラバラで、メールは載っておらず、しかも廃業した店が平気で混ざっている。薬局 一覧をそのまま営業に使おうとすると、まず使い物になりません。

この記事は、薬局に何かを売りたい会社のために書いています。医薬品卸、MR、薬局向けSaaS、M&A仲介、調剤機器メーカー。患者さん向けの「近所の薬局を探したい」記事ではありません。電話・メール・サイト付きの薬局リストを、2クリックで自分で作る。その手順と、既存リストとの違いを、2026年の実データで正直に比べます。同じ医療系の作り方なら、歯科医院リストの作り方も姉妹記事としてどうぞ。

Video: Scrap.ioでGoogleマップから2クリックで薬局リストを作成する方法

この記事の内容

  1. 薬局一覧とは?どこで手に入る?(公式データの現状)
  2. そもそも日本に薬局は何軒ある?【2026年最新データ】
  3. 既存の一覧が「営業リスト」として使えない3つの理由
  4. 全国の薬局一覧を自分で作る方法【Scrap.ioで2クリック】
  5. 抽出できるデータ項目(電話・メール・SNS・サイト情報)
  6. 薬局一覧を使ったB2B活用事例
  7. 薬局リスト作成の注意点|個人情報・コンプライアンス
  8. よくある質問(FAQ)
  9. まとめ

薬局一覧とは?どこで手に入る?(公式データの現状)

厚生局や薬剤師会のページ、あのデータ、営業に使えますか? 結論から言うと、ほぼ使えません。理由はこの章でぜんぶ出します。

公式の薬局 一覧を探すと、たどり着く先は大きく3つ。厚生局の保険薬局リスト、薬剤師会や自治体の薬局検索、そして薬局コードでの照会。どれも「存在はする」。でも、営業リストという目的で見ると、それぞれに決定的な欠点があります。企業データ全般の集め方を先に俯瞰したい人は、企業リストとは?も読んでおくと話が早いです。

厚生局の保険薬局一覧(都道府県ごとにバラバラ)

いちばん公式なのが、厚生局が公開している保険薬局 一覧です。関東信越厚生局をはじめ、全国に8つの地方厚生局があり、それぞれが管轄エリアの保険薬局の指定一覧をPDFやExcelで出しています。無料。公式。信頼性も高い。

ただ。ここに罠があります。8つの厚生局 × 47都道府県で、データが完全に分断されているんです。全国を1ファイルで見られるページは、存在しません。「厚生労働省 薬局 一覧」で検索しても、たどり着くのは地方ごとのバラバラなPDF。厚生労働省の保険薬局一覧をダウンロードしようにも、結局は地方厚生局ごとのファイルを1つずつ拾う羽目になります。北海道の薬局が欲しければ北海道厚生局、九州なら九州厚生局。これを全部ダウンロードして、名寄せして、1つのExcelにまとめる。想像してみてください。47個のファイルを手作業で結合する午後を。しかも、載っているのは名称・住所・指定年月日くらい。電話番号の種別もない。メールは当然ゼロ。サイトURLもなし。

薬剤師会・自治体の薬局検索(患者向け・エクスポート不可)

次が、各地の薬剤師会や自治体がやっている薬局検索システムです。愛媛県薬剤師会、名古屋市薬剤師会、金沢市薬剤師会。地域ごとに、電話・FAX・住所つきで薬局を調べられます。

便利そうに見えます。でも、これは完全に患者さん向けに作られている。「近所で日曜にやってる薬局」を探すためのものです。だからエクスポート機能がない。1件ずつ画面で見るだけ。名古屋市薬剤師会のリストなんて、約150件を49ページに分けて表示します。これを営業リストにしようとコピペしていたら、日が暮れる。しかもエリアは市区町村単位。全国の薬局 リストを一気に、という用途には最初から向いていません。

ちなみに、日本薬剤師会 加入薬局 一覧のような全国団体の名簿を期待する人もいますが、これも公開されるのは地域の薬剤師会ごとの会員情報が中心。全国を横断して連絡先までまとめて落とせる、という代物ではありません。結局、ここでも「分断」の壁にぶつかります。

薬局コード/医療機関コードで探す方法とその限界

もう一つ、玄人っぽいルートが薬局 コード 検索です。保険薬局には「医療機関コード」に相当する薬局コードが振られていて、これで個別の薬局を特定できます。レセプト業務や薬歴システムでは必須の番号ですね。「医療機関コード 一覧 csv」みたいな形で配布されているケースもあります。

便利は便利。ただ、これはあくまで「照合用の番号」です。コードから逆引きで営業先リストを作れるわけではない。コードと名称が並んでいるだけで、連絡先の厚みがない。要するに、識別はできても、アプローチには使えない。目的が違うんです。

ここまでをまとめると、公式データは「市場を把握する」には最高で、「薬局に営業をかける」には力不足。この住み分けだけ、先に頭に入れておいてください。

そもそも日本に薬局は何軒ある?【2026年最新データ】

コンビニより多い。それが日本の薬局です。

具体的な数字でいきましょう。厚生労働省の衛生行政報告例によると、令和5年度末(2023年度末)時点で、全国の薬局は62,828軒。前年比プラス0.7%で、じわじわ増えています。コンビニ大手の合計店舗数(約58,000店)より多い。あなたの街の駅前、調剤薬局の緑十字の看板、たぶん2つ3つ見えてますよね。

ところが、Googleマップ上で「薬局(pharmacy)」として拾える件数は、もっと多い。75,990件です(Scrap.io、2026年9月29日時点)。公式の62,828軒とズレるのは、Googleマップ側にはドラッグストアや店舗型の薬局も含まれるから。この差が、あとで効いてきます。

分布も均等ではありません。全然です。都道府県別 薬局数を見ると、東京・大阪・神奈川・愛知といった都市部に集中し、人口の少ない県は数百軒規模。衛生行政報告例にも県別の内訳は載っていますが、これまた8つの厚生局に分かれて管理されているため、全国の都道府県別データを一枚で俯瞰できる公式ページはありません。エリアを絞れば絞るほどリストは「使える」ものになるので、この偏りは営業設計で効いてきます。

調剤薬局とドラッグストアの違いと数

ここ、混同されがちなので整理します。調剤薬局 一覧とドラッグストア 一覧は、似ているようで別物です。

調剤薬局は、処方箋を受けて薬を調剤する薬局。保険薬局として厚生局に指定されているのが基本です。一方のドラッグストアは、化粧品や日用品をメインに売る小売業で、その中に調剤併設型とそうでない店が混在している。「ドラッグストア 一覧」で出てくるウエルシア、ツルハ、マツキヨココカラ。これらは小売チェーンであって、調剤機能を持つ店もあれば、持たない店もある。

営業ターゲットとして狙うなら、この線引きが母数を変えます。処方箋ビジネス関連なら調剤薬局、店販商材なら調剤併設のドラッグストアまで含める。調剤薬局 一覧を都道府県別に切りたいケースも多いですが、Googleマップの75,990件は、この両方を含んだ数字です。だから、カテゴリとフィルタで切り分けられることが大事になる。あとで実演します。

「三大薬局は?」「大手薬局の一覧は?」と聞かれることも多いので、主要なチェーンを整理しておきます。

企業・ブランド 種別 備考
アインホールディングス(アイン薬局) 調剤薬局 店舗一覧 約2,075軒を公開
日本調剤 調剤薬局 約771店舗(数字で見る日本調剤)
クオール 調剤薬局 全国展開の大手チェーン
総合メディカル(そうごう薬局) 調剤薬局 Musubiを745店舗に導入
ウエルシア/ツルハ/マツキヨココカラ&カンパニー ドラッグストア 調剤併設店を多数展開

ただし、これらはどれも自社ブランドの店舗一覧にすぎません。全国の薬局を横断した薬局 一覧にはならない。だから「全体」を押さえたいなら、やはりGoogleマップから作るのが近道になります。

健康サポート薬局・地域連携薬局などの区分

もう少し細かい区分も見ておきましょう。制度上、薬局にはいくつかの「機能別」の肩書きがあります。

健康サポート薬局 一覧というキーワードで探している人も多い。これは、市販薬の相談や健康相談に対応できる体制を整え、一定の基準を満たして届け出た薬局のこと。厚生労働省の制度で、「健康サポート薬局 一覧 厚生労働省」として一部は公開されていますが、これもやはり都道府県ごとの届出ベース。全国一覧はありません。

加えて、2021年にできた「地域連携薬局」「専門医療機関連携薬局」という認定区分もあります。処方箋なしで一部の医薬品を販売する零売薬局 一覧を探している人もいますが、これも全国をまとめた公式名簿はなく、やはり自力で拾うしかない。要は、薬局といっても一枚岩ではなく、機能で細かく分かれている。営業する側からすると、「どの機能を持つ薬局か」でニーズがまるで変わる。健康サポート薬局ならOTCや健康食品、地域連携薬局なら在宅や多職種連携のソリューション、という具合です。

では、こうした公式区分と営業リストの関係を、一枚の表で見てみましょう。

入手先 範囲 メール エクスポート 鮮度
厚生局の保険薬局一覧 🟡 地方・都道府県ごと ❌ なし 🟡 PDF/Excel 🟡 月次
薬剤師会・自治体の検索 🔴 市区町村のみ ❌ なし 🔴 不可 🟡 まちまち
アインなどチェーンの店舗一覧 🔴 自社ブランドのみ ❌ なし 🔴 不可 🟢 高い
Googleマップ抽出(Scrap.io) 🟢 市区町村〜全国 🟢 フィルタ可 🟢 CSV/Excel 🟢 リアルタイム

大手チェーンの一覧についても触れておきます。たとえばアイン薬局の全店舗一覧は約2,075軒を公開していますが、これは当然ながら自社ブランドだけ。日本調剤も「数字で見る」ページで約771店舗と業績を出していますが、やはり1社分です。全国の薬局を横断的に、という話にはなりません。

既存の一覧が「営業リスト」として使えない3つの理由

正直に言います。厚生局のExcelをそのまま営業リストにするのは、ほぼ不可能です。理由は3つ。

理由その1、分断されている。 さっき見たとおり、公式データは8厚生局×47都道府県でバラバラ。全国版を作るには、数十個のファイルを集めて結合する必要があります。1回やるだけならまだしも、データは毎月動く。毎月これをやる? 冗談じゃない。

理由その2、メールがない。 これが致命的です。厚生局にも薬剤師会にも、薬局のメールアドレスは載っていません。電話番号だけではコールドメールは打てない。今どきの薬局 新規開拓 リストでメールが欠けているのは、片翼をもがれた飛行機みたいなものです。

理由その3、鮮度が死んでいる。 公式名簿は更新が月次かそれ以下。しかも廃業しても抹消が遅れる店が混ざる。移転、閉局、経営統合。薬局業界はM&Aが活発で、半年で景色が変わります。古いリストに電話し続けると、「現在使われておりません」のアナウンスを延々聞くことになる。これ、チームのモチベーションを静かに削っていく一番の要因です。

じゃあ名簿業者から薬局向け 営業 リスト 購入すればいいのか。手軽ではあります。ただ、買った瞬間から鮮度が落ちるのは同じで、しかもメールはほぼ付いてこない。お金を払って「分断・無メール・劣化」を買い直しているようなものです。まあ、冷静に考えると割に合いません。

要するに、既存の薬局 営業リストは「分断・無メール・劣化」の三重苦。じゃあどうするか。買うんじゃなくて、作る。今この瞬間のデータから、自分で。営業リストという考え方そのものを整理したい方は、営業リスト完全ガイドが土台になります。

古いPDFを結合する前に。 全国の薬局一覧を、今日の鮮度で作る方法があります。47都道府県のファイルを1つずつ集める必要はありません。まずは自分で最新の薬局リストを作る方法を見てみましょう →

全国の薬局一覧を自分で作る方法【Scrap.ioで2クリック】

47都道府県のPDFを1つずつ集める必要は、ありません。

2クリックで終わります。

Scrap.ioは、Googleマップからリアルタイムで事業者データを抽出するツールです。インデックス済みの事業所は世界で2億2,567万件、195カ国・4,000以上のカテゴリに対応。この中から「日本の薬局」だけを、コードを一切書かずに抜き出せます。全国規模の抽出がどう動くか、まずは動画で。

Video: 国レベルでGoogleマップをスクレイピングし、薬局一覧を全国規模で抽出する方法

薬局 一覧 作り方は、実質3ステップです。順番に見ていきましょう。

①カテゴリ「薬局」を選ぶ

ログインして、カテゴリから「薬局(Pharmacy)」を選びます。4,000以上のカテゴリがあるので、ドラッグストアを足したり、調剤薬局まわりの関連業種と掛け合わせることもできる。まずは薬局単体で。複数カテゴリの掛け合わせも、プランに応じて同時に指定できます。

Scrap.ioの検索画面で薬局一覧をカテゴリと地域から抽出する様子

Scrap.ioの検索画面。カテゴリ「薬局」と地域を選ぶだけ。

②エリア指定(市区町村〜全国)

次にエリア。渋谷区でも、東京都でも、日本全国でも。粒度は自由です。「東京都の調剤薬局」も「日本まるごと」も、操作は同じ。行政区分だけじゃなく、地図上に半径を描くRadius検索や、手描きでエリアを囲むPolygon検索も使えます。「この駅から半径3km圏内の薬局だけ」みたいな、名簿では絶対に作れない切り方が可能になる。MRの担当エリアが「この2区だけ」でも、ピンポイントで抜けます。

Scrap.ioのGeoSearch Radiusで薬局一覧を商圏の半径指定で抽出する画面

GeoSearch(Radius)。地図に半径を引くだけで、その商圏の薬局だけを抽出。

Scrap.ioのGeoSearch Polygonで薬局一覧を任意エリアで抽出する画面

GeoSearch(Polygon)。手描きで囲んだエリアだけを狙い撃ち。

③フィルタ→エクスポート

ここが肝です。Scrap.io最大の強み。

フィルタは、クレジットが消費される前にかかります。順番が命。普通のスクレイピングは「全部取ってから、いらないものを捨てる」。Scrap.ioは「取る前に絞る」。たとえば「メールあり」でフィルタすれば、メールを持つ薬局だけに課金される。「携帯番号あり」ならSMS用、「固定電話」ならコールドコール用。いらない行に1円も払わずに済みます。

絞り込んだら、あとはエクスポートを押すだけ。店名、住所、電話(種別つき)、メール(分類つき)、サイト、SNSまで入ったデータが、CSVまたはExcelで一括ダウンロードできます。全国 薬局 一覧 ダウンロード、csvでもエクセルでも。過去にエクスポートした薬局は自動除外できるので、継続運用してもダブりが出ません。10万件を超えても、100,000行ごとのファイルをZIPでまとめてくれるので上限なし。

Scrap.ioのフィルタ機能で薬局一覧をメール有無や電話種別で抽出前に絞り込む画面

Scrap.ioのフィルタ画面。メール有無・電話種別・サイト有無などを抽出前に指定できる。

この「2クリックで作る」感覚は、業種を問いません。美容室でも不動産でも同じ。たとえば美容室リストの作り方は、カテゴリを美容室に置き換えただけで、やっていることは薬局とまったく同じです。なぜツールで公開データを取るのが合法なのか、その仕組みが気になる人はスクレイピング完全ガイドを先に押さえておくと安心できます。

全国7.5万件の薬局一覧を、今日の鮮度で。 Scrap.ioなら、電話(固定/携帯)・メール・住所つきで薬局を抽出できます。フィルタは抽出前に効くので、必要な行だけにクレジットを使える。Scrap.ioの無料トライアルで、まずは100件の薬局データを試してみてください。 → Scrap.ioを無料で始める →

抽出できるデータ項目(電話・メール・SNS・サイト情報)

電話番号だけでは、コールドメールは打てません。だから「どの列が取れるか」が勝負を分けます。

Scrap.ioが日本の薬局から取れるデータを、実数で出します。以下、すべて2026年9月時点のリアルタイム値です。

項目 件数 全体比
薬局(Pharmacy)総数 75,990 100%
├ 電話番号あり 72,907 約96%
├ 公式サイトあり 47,397 約62%
└ メールアドレス抽出可 5,310 約7%

この表、営業のリアルを全部語っています。

まず電話番号。96%の薬局が持っています。しかもScrap.ioは、番号を固定・携帯・特殊で自動判別する(この判別は米国・カナダだけ非対応で、日本では使えます)。固定ならテレアポ、携帯ならSMS。薬局 電話番号 一覧を、用途別に打ち分けられるわけです。架電リストの磨き方そのものはテレアポリストの作り方に詳しくあります。

次にメール。ここが希少資源です。薬局でメールが取れるのは全体の約7%、5,310軒だけ。だからこそ、その7%を一発で切り出せることに価値がある。しかもScrap.ioはメールを自動で分類します。代表のcontact@やinfo@だけでなく、sales@のような営業窓口、さらに担当者個人のメール(姓名つき)まで振り分けてくれる。薬局 メールアドレス 一覧としての精度が、名簿とは段違いです。

加えて、サイトURL、SNS(Instagram、LINEにつながるケースも)、口コミ件数・評価、営業時間、使っているCMSや技術スタックまで取れます。「どんな情報が営業の起点になるか」は結局、行数じゃなくて列の数で決まるんです。

薬局一覧を使ったB2B活用事例

医薬品卸で新規開拓を担当する、田中さんという人がいます。彼は毎月、前任者から引き継いだ10年もののリストで薬局を回っていました。半分は経営統合で屋号が変わり、残りも担当者が代替わり。動くほど空振りが増える。よくある話です。

田中さんの問題は、努力じゃなくてリストでした。では、最新の薬局一覧があると、どんなビジネスで効くのか。代表的な3つを挙げます。リード獲得の全体設計はリードジェネレーション完全ガイドにまとめてあります。

医薬品卸・MRの新規開拓

メディパルホールディングス、アルフレッサ、スズケン、東邦薬品。日本の医薬品卸の大手4社です。MRやMS(医薬品卸の営業)は、日々、全国に分散した薬局を相手に動いています。買い手は62,828軒の薬局。本部一括提案が効く大手チェーンもあれば、独立経営の1店舗もある。だからエリア別に切って、担当区域ごとにリストを配る。Scrap.ioなら、都道府県でも市区町村でも商圏ポリゴンでも、一発で切り出せます。

薬局向けSaaS(例:カケハシ Musubi)

電子薬歴や服薬指導支援のSaaSも、営業先はまるごと薬局です。代表格がカケハシのMusubi(ムスビ)。2025年にシリーズDで約140億円を調達した、この領域の有力スタートアップです。そうごう薬局の745店舗に導入されるなど、大手チェーンへの浸透も進んでいる。

ここで効くのが「サイトなし」や「特定のCMSを使っている」といったフィルタ。デジタル化が遅れている薬局ほど、システム提案の余地が大きい。狙いどころが、データで見える化できます。

M&A・事業承継

薬局業界は、いまM&Aの嵐の中にあります。後継者不足、調剤報酬改定、大手による再編。事業承継マッチングのBatonz(バトンズ)には、調剤薬局のM&A案件が844件規模で並んでいます(記事執筆時点ではさらに増加)。M&A仲介、金融機関、コンサル。薬局を「売買の対象」として見る側にとっても、網羅的な一覧は交渉の起点になります。斜陽ではなく、再編。ここにチャンスがある。

Revolut や L'Oréal も使うScrap.ioで、薬局リストを作る。 50,000社以上のプロが、もう名簿を買っていません。195カ国・2億2,500万件超のGoogleマップデータからリアルタイムでB2Bリストを抽出。薬局も同じ速度で。 → Scrap.ioを試してみる →

薬局リスト作成の注意点|個人情報・コンプライアンス

「このデータ、使って大丈夫?」。はい、ただし条件があります。ここは地味ですが、飛ばすと後で痛い目に遭うパートです。(免責:本記事は法的助言ではありません。実務では自社の法務や顧問弁護士に確認してください。)

個人情報保護法(APPI)。 企業や薬局が自ら公開している情報、たとえば代表電話、公開している法人メール、Googleマップの住所。これらを収集・利用すること自体は、原則として適法です。薬局の代表電話や店舗メールは、通常は個人情報に当たりません。ただし、個人名付きのメールアドレス(tanaka@…のようなもの)は要注意。「事業者の公開情報」と「個人のプライベート情報」の線引きは、常に意識してください。最新のガイドラインは個人情報保護委員会(PPC)で確認できます。

特定電子メール法。 集めたメールに営業メールを送るなら、これは必須です。原則はオプトイン(事前同意)。ただし、事業者が自社サイト等で公開している業務用アドレス宛のB2B営業メールには、同意義務の例外規定があります。そのうえで、送信者名の明記、配信停止(オプトアウト)の導線、送信者の住所・連絡先の記載。この形式要件はセットで守る前提です。「知らなかった」は通用しません。

Scrap.ioが扱うのは、薬局がGoogleマップ上で自ら公開している事業者情報だけ。電話帳に自分から載せる情報と同じ性質のデータです。出典は常に1件ずつ辿れて、RGPD・CCPAにも準拠しています。怪しい出所からデータを買う必要は、そもそもありません。とはいえ、集めたデータをどう使うかは、使う側の責任です。

よくある質問(FAQ)

日本の大手薬局・調剤薬局はどこですか?

調剤薬局の大手は、アインホールディングス、日本調剤、クオール、総合メディカル(そうごう薬局)などです。ドラッグストア系では、ウエルシア、ツルハ、マツキヨココカラ&カンパニーが大手にあたります。ただし、これらチェーンの店舗一覧は各社が自社ブランド分だけを公開しているもので、全国の薬局を横断した一覧ではありません。

全国の薬局一覧はどこでダウンロードできますか?

保険薬局は、全国8つの地方厚生局が都道府県ごとにPDFやExcelで公開しています。ただし全国を1ファイルにまとめた公式データはなく、電話番号の種別もメールも載っていません。電話・メール付きの全国リストが必要なら、GoogleマップからScrap.ioで2クリック抽出するのが現実的です。CSV・Excelでそのまま書き出せます。

日本に薬局は何軒ありますか?

厚生労働省の衛生行政報告例によると、令和5年度末(2023年度末)時点で全国の薬局は62,828軒、前年比プラス0.7%です。一方、Googleマップ上で「薬局」として確認できるのは約75,990軒(2026年9月時点、Scrap.io調べ)。後者はドラッグストアなど店舗型も含むため、数が多くなります。

薬局のメールアドレス一覧は入手できますか?

公式名簿(厚生局・薬剤師会)にはメールアドレスは載っていません。Scrap.ioは薬局の公式サイトからメールを抽出でき、2026年9月時点で約5,310軒がメール付きで取得可能です。全体の約7%と希少なので、「メールあり」フィルタで該当分だけを狙い撃ちするのが効率的です。

薬局リストを営業に使っても問題ないですか?

公開されている事業者情報の収集・利用は、個人情報保護法の範囲内で原則適法です。ただしメール営業には特定電子メール法(オプトアウト導線・送信者表示など)の遵守が必要で、電話勧誘では断られた相手への再勧誘を避けるのがルールです。公開データのみを扱うツールを使い、形式要件を守って運用してください(本記事は法的助言ではありません)。

まとめ

一番いい薬局一覧とは、あなたのビジネスの条件に合わせて、あなたが今日作ったリストです。

公式の62,828軒。Googleマップの75,990軒。メール付きの5,310軒。数字はどれも毎月動きます。厚生局のPDFは分断されていて、薬剤師会の検索はエクスポートできず、名簿は買った瞬間から古くなる。だからこそ、薬局 一覧は買うものではなく、必要になったその日に作るもの。電話も、サイトも、あの希少な7%のメールも、フィルタで狙い撃ちできる。鮮度と柔軟性で勝つ。それがGoogleマップ抽出という選択肢です。

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